四管獣は、纐纈雅代三が参加しているユニットとして認知してます。
グループ名通り、各種サックス奏者4人からなるユニットです。
残念ながら、他の3人のミュージシャンの方々は存じ上げていません。

縁あって、四管獣の1stアルバムを聴く機会を得たので、その紹介です。


RIO(Bs)纐纈雅代(As)上運天淳市(Ts)佐藤敬幸(Ss,As)

演奏曲は以下の通り。
1 Beast Blues
2 Liberation of Maize
3 The Sky is The Limit2018
4 Many Drops Make a Song
5 Weyper
6 Katatsumuri Parade
7 Beast Blues

冒頭はバリサクによるリズムフレーズを、その後は複数管によるアンサンブルが伴奏を担う曲もありというなか、残りの楽器が、ソロだったり、アンサンブルだったりで、テーマを奏で、即興を奏でる。

テーマは、2曲めのバラードな美旋律とか、難易度低めの美しい曲が並び。3曲めが、スーパーマリオのような、まるまるもりもりのような曲で楽しい。
6曲めがタイタニックのテーマをちょっと感じさせる、こちらも美曲。


そして、大半がソロだが、一部バッキングでも出てくる即興部分が、各人の持ち味を出していて、フリー濃度の濃い泣きのフレーズ、粗いサウンドでのブロー、サブトーンを絡めたしっとりとした演奏、などなど、いずれも良い演奏でテンションを上げてくる。

最後の曲が日本語のラップが入るが、やっぱりいらないなぁと思ってしまうのは、自分がじじいだからか…

ベストは4曲めで

四管獣 "四管獣"(http://masayokoketsu.com/discography)