コロナ禍で、入手困難だったりそこまで手が回らなかったりでこれまであまり聴けていない邦人ジャズを集中的に聴かせてもらう機会を得ました。
これから散発的にちょっと古い日本人のジャズの紹介が紛れ込む予定です。

渋谷毅さんのアルバムもそう多く聴いてなくて
 "RAdiO" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a50380505.html )
 渋谷毅オーケストラ "Live '91" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63258781.html )
 "Essential Ellington" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a57433175.html )
 "hild Hood" (https://jazz-to-audio.seesaa.net/article/a63887497.html )
程度と褒められたもんじゃない。
もともとそう多作な方でもなく、さらにちょっと古い作品は中古でも入手困難だったりするので再発のタイミングを逸すると...。
ここでは、2007年にリリースされたメロディーズとコンポーザーズと題されたピアノソロ作を2つまとめて紹介します。

メンツといっても..
渋谷毅(P)

演奏曲は2つのアルバムそれぞれ以下の通り。
"Famous Composers"
1.Skating In Central Park
2.Come Sunday
3.Peace
4.2 Degrees East-3 Degrees West
5.Candy Tree
6.Love You Madly
7.Lotus Blossom

"Famous Melodies"
1.Danny Boy
2.Medley
3.Just A Gigolo
4.My Man
5.Polka Dotz And Moonbeams
6.Smoke Gets In Your Eyes
7.I Can’t Get Started

どこが魅力なんだろうと冷静に聴いていると、取り立てて特徴的な部分があるわけではないのだが、それでいて惹きつけられるなんらかの魅力を感じてしまう、そんなピアノ。
多過ぎず少な過ぎない良い塩梅の音数、訥々としているようで要所をしっかり締めてくるようなフレーズ、強くなくさりとて弱すぎるわけでもないタッチ。
演奏は、多少崩す場面はあっても、元の曲をそのまま奏でているような印象。
聞き知ったメロディを聴く安心感、クラシックを聴いた時の心の平穏な感じ、ジャズを聴いた時の高揚感みたいなものが混然と湧き上がってくるような、それでいてほっこりしつつのしっかりとした演奏を気持ち良く聴かせてもらいました。
聴けば聴くほど、その音色とフレーズに耳を持ってかれるようなそんな演奏は、当初の魅力は?なんて思いがどっかいってどっぷりと聴き入っていくのでありました。

ベストは、"Famous Composers"の7曲めにします。

"Famous Composers" (https://www.amazon.co.jp/dp/B07D31WFWM/ )
"Famous Melodies" (https://www.amazon.co.jp/dp/B07D33WZ24/ )